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溺愛してる愛犬アメリカンコッカースパニエル“こみき”のこと&ひとりごとや旅行のお話


by komikimaru

退院後初の土日

金曜日に退院してきてたこみき。
土曜日はずーっと寝てました。
「息してる?」「呼吸早くない?」とか、大病してるからずっと寝てられるのも怖いものです。
元気なころの土曜日は、お昼寝が日課で「一緒にお昼寝しよー」と言えばベットに乗って寝てたのにな。

日曜日は起きてる時間が増えました。
薬の影響で、喉が渇くから多飲多尿で忙しいです。
食欲があるけど食べられないのが切ないのですが、私がキッチンに行けば「おいしいのある?」ってついてきます。
キッチンで振り返るとまじゅぅの定位置に、こみきが…
こみきが帰ってきたのは嬉しいけど、まじゅぅが居ないことを改めて思い出してしまいます。
嬉しいと悲しいがクロスして気持ちは複雑。
こみきも淋しかったんでしょうね…気づけば、相棒のまじゅぅは居なくなってるし、お母さん泣いてばっかりだし。
な~んて考えてるとまた泣けてきちゃって、こみきの膨らんだお腹を摩ってまた泣いて、こみきは頑張ってるのにだめだなー
# by komikimaru | 2011-04-12 19:49 | 免疫介在性溶血性貧血(IHA)

こみき退院しました

入院17日目で今日やっと退院しました。

経過は決して順調ではなかったのですが、ひとすじの光が見えたので通院治療に切り替わりました。

ヘマトクリット値(Ht または、Hct) 血液中、赤血球が占める割合。血液の濃さをあらわしています
正常値 … 37~54% (施設によって違います)

こみき…25%→29%→32%→34%

こみきは、2度目の輸血で25%まで上がりましたが、そのまま横ばいが続きました。
そうこうしてるうちに、恐れてた血栓ができたかORできはじめたか?で、腹水が溜まりはじめ、これ以上腹水を増やさぬように点滴で補ってた水分を制御しました。
水分制御すれば、血液濃度は上がるのは当然で翌日には29%になりました。
それが起爆剤になったかは、こみきの身体しか分かりませんが、水分調節なしでも翌日から1%ずつではありますが ヘマトクリット値は上がって退院時は34%になりました。

気になる腹水ですが、根本的な貧血が治れば落ち着くようです。
ただ、ガリガリに痩せてしまった体に対して、膨れたお腹は可哀想。
それにステロイドの服用で、筋肉が落ちてしまい、歩く姿もヨロヨロして危なっかしいったら。

厳しい状態で入院して、2週間後に生きていられる可能性は1割と言われながらも頑張りました。
大学病院の先生も「こみきちゃん、よくここまで頑張りましたよ」と言ってくださいました。
免疫の病気ですから完治ではなく、ここからは薬でいかにコントロールできるかになるようです。
薬の数もとても多いです、ということは副作用の心配もあるわけで不安はあります。
再発もありうるんだそうです。

久しぶりの我家に戻ったこみきは、夫のストーカーを満喫しました。
今はソファーでお腹を出して、天下泰平で寝ています。
そんな姿を見てると、帰ってきてくれたことを素直に喜ぼうと思います。
# by komikimaru | 2011-04-09 01:18 | 免疫介在性溶血性貧血(IHA)

こみき入院9日目

今日で3月が終わります。
日本も大変な3月でした。
こんな時にペットぐらいで…と思われても、私もこんな月はもうゴメン!と思うほど愛するモノたちが悪い方向へ変化がありました。

友達がブログを見て心配してくれて、メールをくれたんだけど、ごめん…
お返事してると、どんどん涙が出てきて、内容も暗いもので送信ボタンがどうしても押せませんでした。
特にHさん、せっかくのお誕生日だったのにメッセージもしなくてごめんね。

こみきは、発症から10日目になりました。
回復に向かってると言いたいところですが、数値的には落ち着いたとも言えず、小康状態を保ってます。
あの状態から10日生きてることは、先生方のご尽力と友達の祈り、こみきの生命力としか思えません。

3日前、貧血が進んでしまって、2度目の輸血をしました。

ヘマトクリット値(Ht または、Hct) 血液中、赤血球が占める割合。血液の濃さをあらわしています
正常値 … 37~54% (施設によって違います)
こみき…17%→16%→15%

輸血はあまり良くないけど、それよりもこみきの状態が良くないと言われました。
貧血して輸血してと繰り返してても、一時的に回復するだけで、輸血した大切な血を壊してしまうなら困ります。
薬もかなり投与されてるようで、おう吐もあって、ゴッツゴツに痩せてきちゃいました。

輸血後は数値が27%と上がってくれて、ぐったりだった姿がから少~しずつ元気が出てきて、今日はなんと歩いてくれました。
昨日と今日は、磨ったりんごを持っていったら喜んで食べました。
良かったな~これで元気になったかも。
と思いきや、貧血の数値は1%ずつジリジリ下がって、今日は24%。
数値で一喜一憂するのもどうかと思うのですが、言葉がしゃべれないから今はこみきの身体の声だと思ってます。
下げ止まりしてくれて、免疫の薬が効けば、貧血の数値も上がってくるはず。
毎日祈りながら、仕事帰りダッシュで面会に行ってます。

古くからの犬友達が、愛犬も同じ病気だったけど回復して長生きしたとメールをくれました。
また、同じコッカーを飼ってる古くからの友人も、同じ病気を患ったといって連絡をくれました。
昨年再発して、今も治療中だけど、復活してると、とても心強く嬉しい近況報告でした。
こみきも頑張ってもらわなきゃ。
もう泣いてばっかりじゃなくて、ちゃんと前を向いて支えてやらなきゃ。

でも…まじゅぅのことはまだダメ。
特に夜は一緒に寝てたので泣かない日はないです。
「ふとんに入~れて」って鼻で布団を持ち上げるクセ、頭から入って方向転換して枕で寝る習慣。
なんで隣に居ないのか…
それに黒毛って罪、毛がどこからか落ちてるの。
拾い集めてまた泣いちゃうのよね。
# by komikimaru | 2011-03-31 21:33 | 免疫介在性溶血性貧血(IHA)

こみきの病状2

今朝の検査結果は、会社のトイレで聞きました。
貧血の数値は横ばいで、輸血なしでも頑張って血を作ってる様子が顕微鏡でも見られたとのこと。
黄疸の数値も昨日より下がったようで、血栓が怖い血小板も少し上がりました。
とはいえ、まだまだみたいで、この病気は上がり下がりがあるので、危険は危険です。
危険と言われても、横ばいでも悪くなってなきゃヨシです。
「あじがどうごじゃいます」
最後は言葉にならずに、トイレで泣いちゃいました。
仕事帰りに面会に行きました。
もちろん面会時間外だから、一刻も早く行かないとってことで5時サッサで主人の車の中には3分後に居ました。

こみきは診察室でフラフラしつつもお座りして、主人を見つけると寄ろうとしてコケてました。
夕方の検査結果も数値的には横ばいでしたが、悪くなきゃいいんです。

ヘマトクリット値
 (Ht または、Hct) 血液中、赤血球が占める割合。血液の濃さをあらわしています
  正常値 … 37~54% (施設によって違います)
  高い :  多血症、脱水(下痢、嘔吐、多尿など) 
  低い :  貧血

こみき…17%

昨日よりは元気もあるし、なんと吐き気がおさまったからと流動食を食べたそう。

待合室では主人に抱っこされて、周りを見る余裕も出てきたし、私が流動食で汚れた耳を拭いたら怒られて吠えられてしまいました。
ひょえー吠え声を聞いたのは何週間ぶりでしょう。
今夜は酸素室に入って、明朝からは通常のケージに移動するそうです。
お願い、頑張って。
# by komikimaru | 2011-03-25 12:09 | 免疫介在性溶血性貧血(IHA)

こみきの病状

朝は大学病院から検査結果の報告がありました。
少し貧血の数値があがりました。

ヘマトクリット値
 (Ht または、Hct) 血液中、赤血球が占める割合。血液の濃さをあらわしています
  正常値 … 37~54% (施設によって違います)
  高い :  多血症、脱水(下痢、嘔吐、多尿など) 
  低い :  貧血

こみきは大学病院に駆け込んだ当初、6%
今朝は17まで上がったとのことです。
輸血したからもちかえしてくれたと思いきや、免疫系の薬を点滴してるから、これから自分で血が作れるかが勝負なんだそうです。
そうは言っても、数値には一喜一憂させられます。

面会の時間を待って、会いに行きました。
こみきは酸素室から出れて、診察室でフラフラしつつもお座りしてました。

貧血の数値があがりましたが、黄疸がすすんでしまい目や舌が真っ黄色、鼻水まで黄色いのは切なかった。
でも、嬉しいことに点滴付きで待合室で面会できることになりました。
寝てましたが、呼吸はわりと安定してたし、うんPの時はムックリ立ち上がったりして驚きました。

主人が面会に来た時間に合わせて、夕方にも血液検査をしてもらいました。
今、こみきの身体の中で何が起こってるのか?何を必要としてるのか?を知らせてくれるのは、血液検査しかないので、現場を想像すると悲しいけどそんなこと言ってる場合じゃありません。

気になる数値ですが、貧血の数値は今朝と変わってなく、これは輸血をして、その血液を壊してないので薬が効いてくれたとのこと。
この病気の特徴でもある数値の変動は十分ありうるので、安心はできないそうです。
血小板が減ってて、血栓ができるのが怖いのですが、実はジリジリと減ってるんだそうです。
次から次へと難題を突きつけられ、困ったもんです。

診察室で前犬の未来蔵を担当してくださってた先生に会ってお話する機会がありました。
未来蔵の2代目だから“こみき”なんです なんて話をしながら、まじゅぅの急逝や耳のことをお話しすると
「大変な子ばっかりだね…飼主さんを選んじゃうのかな」とポツリ。
大変でも、未来蔵も、まじゅぅも、そして酸素室で必死に頑張ってるこみきも、私には可愛くて可愛くて愛しいんですよ…
# by komikimaru | 2011-03-24 11:51 | 免疫介在性溶血性貧血(IHA)