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溺愛してる愛犬アメリカンコッカースパニエル“こみき”のこと&ひとりごとや旅行のお話


by komikimaru

こみき、9歳と大学卒業

こみきは、9年前の12月12日、おいっちにーおいっちにーな日に♀2頭と♂1頭、東京の江戸川区瑞江のブリーダーさんちで生まれました。
発育が良いので早目のお迎えでもOKとブリーダーさんがおっしゃったとのことで、見学に行って気に入ったら連れてこようと思ってブリーダーさん宅に伺いました。
初対面で私が着てたパーカーのフード部分の紐を、じゃれてガジガジ噛んで「ひゃー可愛い!うちに来たいのね♪」とやや勘違いに近いかたちで運命の子となった訳です。
カジカジ噛むのは特技だったらしく、なんでも噛む(私を含む 涙)破壊女に成長し、3ヶ月後にまじゅぅが来てからは、アピールに必死で、アピールの仕方も“”怒る・吠える・噛む”
そんな感じで仔犬時代は手を焼きまくりでしたが、反面どんどん可愛くなってたのも事実です。
皮膚炎と軽度の腰痛以外はまったくもって健康体でした、今年の3月までは。
「免疫介在性溶血性貧血」
突然に免疫のスイッチが狂って、赤血球を壊して貧血をおこす怖い病気です。
こみきは記録してる通り、かなり重篤な状況だったので、9才の誕生日を迎えられたのは奇跡だと思えます。
まじゅぅは8才の誕生日を目前に居なくなってしまったし、こみきも命が危ぶまれたから、今年の誕生日は特別な想いがあります。

そして翌日は、大学病院の検診日でした。
検査結果はすべて正常値になり、晴れて大学卒業となりました。
(大学病院ですが、そうカタイ事いわないの~)
大学病院では検査の後にいったん飼主のもとに返されて、その後にまた主治医に呼ばれて所見を伺うシステムです。
今日も検査後は担当医がこみきを連れてくるはずだったらしいのですが、入院中に噛んでしまった先生が担当をはずれたのにわざわざ連れて来てくれたそうです。
今の担当の先生がおっしゃるには“こみきに思い入れがるから、私が連れていく”と言ってくれたそう。
先生はクールビューティであまり感情を表に出さないタイプとお見受けしてたし、何より大事な大事な先生の手を噛んじゃったのに…
入院も長かったし、先生もきっと想うことがあったんでしょうけど、ありがたいことですね。
主人からその話を聞いて泣いてしまいました。

皮膚の状態があまり良くないので、1ヶ月間薬を出されました。(1日おきプレドニン5m)
「心配なら隔月で来ますか?」とも言われたらしいけど(笑)
私の鬼ばばみたいな顔が目に浮かんで「いや、結構です」とやんわりお断りしたそうです。
そりゃね~1回行けば諭吉がヒラヒラの大学だもん、鬼ばばにもなりますって。

誕生日の次の日に、BIGな誕生日プレゼントをいただきました。
余談ですが、まじゅぅが居なくなって淋しくてポロポロ泣いていると、今でもこみきはすっ飛んできてなぐさめに来てくれます。
特に寒くなった夜は、まじゅぅと一緒に寝てたので淋しさがこみ上げて、ボロボロ泣けてきてしまうのですが、気づけば隣でこみきが寝てくれるようになりました。
心優しい私のソウルメイト、贅沢は云わないので穏やかに年を重ねていって欲しいです。
by komikimaru | 2011-12-18 11:44 | 免疫介在性溶血性貧血(IHA)